こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
今回は、愛車のフィットHVのタイヤ交換中に起きたトラブルについてお話しします。日頃からメンテナンスを欠かさない方でも、意外と見落としがちな問題に直面することがありますよね。私もそんな経験をしてしまいました。その一部始終をお伝えしながら、同じような状況に陥ったときの対処法についてもご紹介します。
トラブル発生!タイヤ交換中に気付いた異変
タイヤ交換は車のメンテナンスの中でも比較的簡単な作業の一つですよね。必要な道具を揃え、ジャッキアップしてホイールナットを外し、タイヤを交換する流れは、慣れている方ならスムーズに進められるはずです。私もこれまで何度も行ってきた作業だったので、特に問題なく進むはずでした。
しかし、今回のタイヤ交換中、リアタイヤのハブボルトに異変を感じました。
「ナットがきちんと締まらない…?」
最初は工具の使い方が悪かったのかと思いましたが、どうやらそうではない様子。ハブボルトにナットを取り付けようとするたびに、途中で止まってしまい、無理に回そうとするとナットが斜めに入ってしまいます。
原因は「ネジ山をなめた」こと
異変の原因を探るために、リアタイヤのハブボルトをじっくり観察しました。すると、ボルトのネジ山がつぶれている箇所を発見しました。さらに調べていくと、以前にナットを斜めに取り付けてしまったことがあり、その際にネジ山のピッチがずれてしまった可能性が高いことが判明しました。
ネジ山をなめるとは、ネジの溝がつぶれてしまうことを指します。この状態になると、ナットが正常に締め付けられなくなり、安全に運転することができません。このままでは走行中にタイヤが外れる危険性もあり、非常に危険な状態です。
自分での修復を試みるも失敗
「自分でなんとか修復できないか?」と思い、ネットで調べながらいくつかの方法を試しました。
試した方法:
- タップとダイスを使った修正
ネジ山の再生工具を使い、つぶれた部分を修正しようとしました。しかし、完全に潰れている部分では工具がうまくかみ合わず、修復が難しい状況でした。 - 潰れた部分を削る
ヤスリで潰れた部分を削ることで形を整えようとしましたが、精密な作業が必要で、素人の手では限界がありました。
これ以上の作業は安全性に影響する可能性があるため、ここで諦めることにしました。
ホンダディーラーに相談
最終的に、ホンダのディーラーに相談することを決意しました。電話で状況を説明すると、すぐに持ち込んで見てもらうようにとの指示がありました。持ち込む際に感じたのは、「プロに任せる安心感」です。下手に自分で対応を続けていたら、さらなるダメージを与えてしまう可能性もありました。
ディーラーでの対応と修理費用
ディーラーに車を持ち込むと、すぐに整備士が状況を確認してくれました。結果、リアタイヤのハブボルト2本を交換する必要があるとのこと。作業は以下の流れで進みました:
- 古いハブボルトの取り外し
ハブボルトは圧入されているため、専用の工具を使って取り外します。 - 新しいハブボルトの取り付け
新しいボルトをハブに圧入し、しっかりと固定します。 - ナットの確認
新しいボルトにナットを取り付け、スムーズに締め付けられるかを確認しました。
修理費用
今回の修理費用は部品代と作業代を含めて約1万円でした。想定していたよりもリーズナブルで、プロにお願いして正解だったと感じました。
トラブルを防ぐために気を付けたいポイント
今回の経験を通じて、日常的なメンテナンス作業でも注意が必要だと再認識しました。以下のポイントを意識することで、同じようなトラブルを防ぐことができます。
異変を感じたらプロに相談
異変に気づいたら、無理をせずプロに相談するのが一番の近道です。
ナットの締め付けは慎重に
ナットを取り付ける際は、必ず手で仮締めしてから工具を使用しましょう。無理に締め付けると斜めに入る可能性があります。
定期的な点検
タイヤ交換時にハブボルトの状態を確認する習慣をつけることが大切です。
まとめ
今回は、フィットHVのタイヤ交換中に発生したハブボルトのトラブルについてお話ししました。一見簡単な作業でも、思わぬトラブルが発生することがあります。特に安全に直結する部品の問題は、迅速かつ的確に対応することが重要です。
もし皆さんも同じようなトラブルに遭遇したら、焦らずにプロの力を借りてください。車のメンテナンスは自己流で済ませるのではなく、安全第一で行いましょう!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!安全運転を心がけて、素敵なカーライフをお楽しみください!
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