こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
今回は眠るということがいかに幸せかということを考えてみました。
元々眠ることは無駄だと思っていました
40年生きてきた中で睡眠という眠ることへの不満はいくつかありました。
- 眠りたくないのに眠らなくてはいけない
- やりたいことがあるのに眠らなくてはいけない
- 短い睡眠時間では頭がまわらない
といった感じで、主にやりたいことがたくさんあるのに眠気が襲ってきて眠らなくてはいけないのが苦痛で仕方がありませんでした。
1日は24時間しかないのにそのうちの6時間~8時間を睡眠時間として使用してしまえば残り時間が2/3しかないことに不満を覚えていました。
どうやったら眠らなくて済むのかと考えたり睡眠時間を削ってみたりと、眠りに対することに試行錯誤をしてなんとか削減できないものかと取り組んでいたものです。
しかしどんなに頑張っても眠らずにはいられないのが人間です。
ショートスリーパーという人もいますが、それでも眠らないということはできないのです。
眠らないと頭が回復せず結局やりたいこともできない状態になります。
というわけで、眠らないということは諦めて睡眠を受け入れるしかありませんでした。
眠ることが大好き・趣味の人もいるという事実
私は眠りに対しては必要ないものだと考えていたのですが、外に出てみれば同僚や友人の中には「休日はずっと寝ている」「寝るのが趣味」「寝ることが好き」という人が多々いました。
私の妻もその中の一人で「寝るのが趣味」で眠ることがとても幸せなんだそうです。
昼間に眠る為に早めに炊事や洗濯を終わらせたり、できることはとっとと済ませて眠りにつきます。
それを羨ましいと思ったことはないのですが、眠ることが趣味だと考えるのであれば、違う趣味でも同じような行動をとりますよね。
単に趣味が眠ることかそうではないかの違いだけで。
というわけで妻が眠ることに対しては何も思いません。私自身が眠ることがもったいないと思うだけですので、妻の趣味は妻の趣味として楽しめばいいと思っておりました。
しかし40歳になり半年ほどたったあたりでしょうか。
段々と夜起きていることがつらくなってきました。また昼間に何もせずに頭を休めようと横になり眠ってしまう。こんなことが日常茶飯事になってきたのです。
そしてこんなことをふと思ったのです。
布団の中でまどろんでいる時は何も考えずぼーっとしていてなんて気持ちがいいんだろうと。
特に昼間に寝ているときは最高な気分でした。
リラックスした状態でゴロゴロと休憩ともいえる睡眠をとる。なんて幸福なんだろう。と感じることが多くなってきました。
眠ることは幸せなことである
気が付けば私も眠ることが趣味になっていました。
と言っても眠くもない状態で眠ることはないのですが、頭や体が疲れたときに横になって布団の冷たさや温かさを感じながら段々と眠りに落ちていくことが最高に幸せな趣味として確立されていきました。
妻が言っていた「眠るのが趣味」「寝ることが趣味」と言っていた気持ちがようやくわかったような気がします。
何も考えないでぼけっと眠る事。それは幸せなのだと。
最後に
なぜ40歳を過ぎたら眠ることが幸せな趣味になったのかはわかりません。
心の病気(こころのびょうき)が再発したからなのか、身体ともに衰えてきて睡眠を欲する頭・体になったからなのか。
恐らくどれも要因の一つなのかと思いますが、特に頭を使いすぎの上考えすぎて不安障害のような心の病気(こころのびょうき)になったことが発端なんだと考えています。
しかしそのおかげで頭をからっぽにする。リラックスする。考えすぎない。といったことを行うようになり気持ちに余裕がでてきたおかげで眠りに対する考え方も変わってきたのではないかなと。
何も聞こえない状態で頭を空っぽにして布団で横になる。考えただけで眠りを誘いますよね。
布団だけでなくとも、空気が気持ちのいい朝や夜の庭で虫の声を聴きながら椅子に座っているだけでもまったりとした時間で眠りに誘われます。
眠ることが幸せというよりは、眠りに誘われるまったりとした時間が幸せなんだということでしょう。
今後は眠りについては幸せな時間として認識し、もっとメリハリつけた生活がしたいものです。
コメント