こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
今回は私が働いている職場での求職者面接の話になります。
私の担当部門ではなかったのですが、一応全ての上長に面通しさせようと社長がした為、私も急遽面談を行うことになりました。
求職者は障害者の方でした
事前情報として社長と専務から下記の情報が提示されておりました。
- 24歳 男性
- 半年前に舌癌の手術を行っている
- 下の半分を切除してまだ半年の為、言葉が発しづらい(聞き取りづらい)
- 大きな声を出すことも難しい
という情報を与えられていました。
また求職者を紹介したところからは障害者枠としての連絡としてきており、私にとっては初めての障害者の雇用面接となりました。
事前情報だけではどの程度会話ができるのか、言葉が聞き取れるのかはわかりませんでしたが、最悪紙に書いて話をすればよいと思い当日を迎えることとなりました。
初めての障害者雇用面接
さて当日を迎え、初めて障害者の方の雇用面接を行うこととなりました。
まずは社長と専務で求職者の方と話をし、次に直接担当となる上長が面談をしました。
最後に私のしている仕事も出来るということで求職者の方と面談を行いました。
初めての障害者の方との面談。きっちりコミュニケーションはとれるか?言葉が発しづらいというがきちんと聞き取ることができるか?と少々不安でしたが、杞憂でした。
巻き舌にする発音が難しいくらいで、はっきりと発音とまでは言いませんが、何を言っているかはわかるレベルで会話ができたので安心しました。
ただ、長い文面を話そうとすると求職者の方は少々つらそうだったので、ゆっくりと話せるように配慮をしました。
舌癌というとリハビリ次第で切除する前のレベルに会話ができると何かで書いてありましたが、まだ術後半年だったので「話しづらそう」というったレベルでしたが本人はしかりと話していました。
なおこの求職者の方は中学生の時に白血病になったことがあるようです。(現在は関知しているとのこと)
もともとガン体質なのかもしれません。そのせいか(おかげか)24歳にしてはかなり落ちついており、物腰もやわらくかなりしっかりとした社会人といった印象を受けました。
やはり人生のうちに大きな出来事が2回もあると(良い意味で)何かを達観するものがあるのかもしれませんね。
最後に
初めて障害者の方の雇用面接を行いましたが、特に障害者といった印象はまったくなく、逆に「自分は会話が難しいがやる気があります!」といった印象をとても強く受ける面談でした。
※なお本人はまだ障害者として認定されるべく障害者認定を申請中とのことでしたが、話した感じや舌の機能の今後の回復を考えると、もしかしたら障害者認定はされないかもしれませんね。
というわけで、面接が終わった後ですが、術後半年という短い期間により体力も低下しているので短時間勤務で雇用するということが社長の一言で決定しました。
具体的にどこまでの知識量があるのかなどは面談ではそこまでわかりませんでしたが、平均年齢が上がってきている我が社に若い力が入るのは大歓迎です!
逆に「なんだこの会社?」と思われないよう私もしっかりやっていかねばなりません。
正直、心の病気(こころのびょうき)なんて、今回の求職者に比べればまだまだ甘い方なのかもしれません。
※あくまで私にとって甘いということで世の中の方の話ではありません。
さて一緒に働く仲間が増えるので、もっともっと会社を盛り上げていかねば!
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