こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
山形県では、5月のGWが明けたあたりから田植えの時期が始まり、徐々に田んぼに水が入っていきます。
筆者の住んでいるところは県庁所在地の中でも幹線道路からは少し離れた郊外にあり、ます。
郊外とはいっても、少し歩けば田んぼも畑もありますので(田んぼと畑と住宅地というのが大半になる郊外ですね)、田んぼに水が入った後の夜は「かえるの合唱」がはじまるのが聴こえてきます。
ゲコゲコゲコゲコと聴こえる鳴き声は、家の外に出たり家の窓を開けていたりすると、とてもうるさいくらいに鳴きまくっているのが聴こえてきます。
※といっても一定のリズムがあるので段々となれてきて苦痛にならなくなっていきます。ただし「かえるの合唱」の近くでは話し声が聞き取りづらいですが(笑)
しかし、何故にカエルというのは「雨が降った後」や「水のある所」、「田んぼに水が入っている状態」で夜の間あんなに鳴くでしょうかね?
かえるの合唱の理由
毎年毎年、田植えの時期になる夜は「なんでこんなにカエルが鳴くのだろう」と不思議でたまりませんでした。
田舎だから単にカエルが鳴いているだけなのだろうか?とも思っていたりもしました。
特に私の育った千葉では田んぼの畑もありますが、住んでいた場所からは遠く離れていたので、ここまで大合唱するカエルを見たことも聴いたこともありませんでしたので、妻の実家に来て物凄く驚いた記憶があります。
さてこの「かえるの合唱」少し調べた限りでは以下のようでした。
- 基本的にカエルは夜行性
- 雨季等や水があるところで繁殖期を迎える
- 田んぼで合唱しているのは概ねニホンアマガエル
- 合唱しているのはオスガエル
- 繁殖期の為、オスガエルはメスガエルに向けて鳴いている
- メスガエルは合唱を聞いてオスガエルのところに向かう
ようするに夜に大合唱している理由は、単純に繁殖期だからなんですね。
田んぼに水が入り、かえるの合唱のまとめ
知ってしまえばなるほどと思えますね。
自然界では求愛行動の為に鳴いたり踊ったりすることは往々にしてあるわけです。
それがニホンアマガエルの場合は大合唱となったわけですね。
しかしカエルが夜行性ということは全く知りませんでした。
よく雨の日の小学校の帰り道にカエルを見かけましたが、あれは道端で寝ていたということか、カエル的に夜勤をしているといくことなんでしょうかね(笑)
まだまだ自然の多い山形県。
これからも不思議に思った動植物の生態は調べて投稿していければと思います。
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