こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
2020年の春に始めた農作業(畑・庭・プランター)について、どのように収穫まで行ったかを私自身の記録もかねて野菜毎にまとめてみました。
今回記録する野菜のまとめはとうもろこしになります。
とうもろこしの種を購入
苗を探しに行った時期はすでに梅雨も入った2020年7月でした。
2020年7月だとすでに野菜の苗も少なく花の苗ばかりでしたが、なんとか「とうもろこし」と「枝豆」の苗を見つけることができました。
とうもろこしは過去に爆裂種のポップコーンをつくったことがあり育成の経験がありましたので、とうもろこしの苗を8つ購入することに決めました。
とうもろこしの品種までは記載されていなかったのでわかりませんが、恐らく一般的な「スイートコーン系」だと思われますが、苗を見た限りではわかりませんが、とりえあず育ててみることにします。
※育てた結果ポップコーン用の爆裂種だったら笑いますが(笑)
なお苗を購入するときは1苗に2つの芽がでているものを選びます。
これはどちらかが枯れても良いようにする為のものなので、1つの芽だけでているものではないものを選んでください。
※定植してある程度大きくなってきたら片方は切り取ってしまいます。
畑を耕す
まずはじめに行うこととして、冬を越した畑には雑草が生えまくっているので、トラクターで畑を耕します。
私もトラクターは使用したことはあるのですが、いかんせん10年前に教えてもらって以来1度も運転したことは無い為、もう完全に忘れています。
よって義父が私が使ってもよい畑を雑草事トラクターで耕してくれました。
次に畑に栄養を与えなければいけないので、畑の端のほうで山盛りになっている堆肥である牛ふんを一輪車で往復で何回かに分けてスコップでひたすらまきます。
その後、化成肥料を牛ふんと同様にまいていきます。(こちらは手でぶん投げて巻きました)
一輪車で堆肥を運ぶ作業なんですが、身長がそこまで高いわけではないのに腰にかかる負担が半端なかったです。
力がいるところは筋トレのおかげで何ともなかったのですが腰だけはきつかったので一輪車を使う場合は要注意です!(農作業にはつきものなんでしょうね)
堆肥の牛ふんと化成肥料をある程度畑にまいたら、再び耕す必要がありますので義父にお願いしトラクターで一気に耕してもらいました。
やはり大型のトラクターで耕すと早いこと早いこと。マメトラ(小さい耕運機)や手作業でやってたら1日じゃ終わらないですよね!
畝を作る
まずは畝(うね)を作っていきます。
作る野菜などによって畝(うね)を作らない場合もありますが、とうもろこしの場合、畝(うね)を作る必要があるので、種の袋に書かれている説明通りに畝(うね)を作っていきます。
三角の鍬で畝(うね)をどんどん作ってきます。
今回はだいたい10cm~15cmくらいの高さの畝を作ります。
なお鍬は四角の鍬のが楽なのですが、見当たらなかったので今回は三角の鍬で行いました。
この畝(うね)づくりなんですが手作業だと結構大変なんです。
土をひたすら横から寄せて高さを出していくわけなんですが、どれくらいの量の野菜を作るかで当然畝の長さは決まっていくわけですが、だいたい長さ15mくらいでしょうか。
それも1畝(うね)で種を縦2列にまきたいので、50㎝くらいの横幅で作っていくわけですが、これがひたすら大変です。本当自動の畝(うね)を作る機械が欲しいくらいです!
しかも前日は雨だった為、土が重く1列の畝を作るのにかなりの重労働でした。
普段筋トレやストレッチ、有酸素運動をしていますが又違った筋力が必要ですね。
なお雨の後に畝を作った理由としては種まき後に水をやらなくてもよくなる為です。
なので理想は、土が乾いているうちに畝(うね)を作り(土が軽いので)、作って種をまいた直後に雨が降るのがベストですが天気ばかりは運任せですね。
畝(うね)を作ったら最後にレーキで平らにしてきます。
レーキもあれば便利ですが、こちらも見当たらなかったので鍬1本で畝(うね)を平らにしていきました。
また畝(うね)を真っすぐ作りたいときは、タコ糸等を張りそれに沿って土を寄せていくと真っすぐになりますよ!(私は適当にやりましたので、少しぐねっていますが)
黒マルチ(穴あき)を張り、とうもろこしの苗を植えていきます
まずは黒マルチ張りから始めます。
黒マルチとは・・・
黒マルチは施設栽培、露地栽培に関係なく、幅広い作物で通年使用される汎用製品です。他製品との性能比較の対象にされることが多いですね。
黒マルチは熱線を含む全光線を吸収し、(透過ではなく)熱伝導と熱放射によって地表を温めるため、地温上昇効率は悪くなります。全光線透過率は1%以下と遮光性が高く、雑草の抑制効果はかなり高くなります。
引用元:畑のマルチ(マルチングフィルム)の効果って?黒マルチ編
雑草の抑制効果、土壌の乾燥防止、地温の上層抑制とかなり良いことづくめなのが黒マルチです。
ナスの時は穴あきではない黒マルチを張りましたが、今回は初めから穴の開いた黒マルチを張っていきます。
黒マルチを張った後に穴の開いた場所にとうもろこしの苗を植えていきます。
ナスの時に黒マルチをはって苗を植えていたので、もうお手の物です。
一応ナスの時にはやらなかった点としては、苗を植えた箇所をなるべく窪みにすることです。
こうすることで、水をまいたときに窪みに水がたまり少しづつ土に浸透していくのでそこまで多くの水をまく必要がなくなります。
とうもろこしの苗を植えた後は通常であれば窪みに水をたっぷりとまくのですが、前日までの雨のおかげで土が水をたっぷりと吸っている為、根腐れがおきないように水はまきませんでした。
またナスと違い、とうもろこしは茎が太くまっすぐ上に育っていくので支柱は立てておりません。
本当に単純にとうもろこしの苗を植えただけの作業となります。
※オルトラン等の薬剤もまいておりません。
とうもろこしの成長を見守り続ける(合間に少し作業)
苗を定植してから約半月、順調に成長しています。
苗を定植した時に片方が枯れてもいいように、1つの場所に2つの芽がでている苗を植えましたが、どちらも順調に大きくなったので小さいほうを引き抜きました。
苗を定植してから1ヵ月少しヒゲがでてきたので、アワノメイガ対策としてトレボンを吹きかけます。
大分大きくなってきたので、そろそろ防鳥ネットなどを検討しなければなりません。
防鳥ネットは作業がしずらいので、棒を立ててテグスが楽でしょうかね。
大分背丈が大きくなってきたので、防鳥用に4角に棒を立て、テグスをまくことにしました。
防鳥ネットよりはテグスのほうが農作業がしやすい為、おすすめです。
また巻き方としては下・中・上と3カ所に巻くと、作業がしやすく鳥も入ってこないでしょう。
1度アワノメイガ対策として、とうもろこし茎の先端部分にトレボンを吹きかけ消毒しましたが、とうもろこしが生り始めヒゲが大分でてきたら、ヒゲ部分からも虫が入ってきますのでヒゲ部分にも消毒をしましょう。
あとは成長を見守るだけになります。もちろん水やりは必要ですよ。
収穫
苗を定植して約2ヵ月。とうもろこしのヒゲがかなり黒くなってきました。
このヒゲが根元まで黒くなっていたら収穫の合図です。
収穫する際はとうもろこしの実をつかみ、根元から折る感じで収穫します。
結構あっさり取れるので女性の力でも問題ありません。
収穫したとうもろこしは少ないので出荷せず自宅でコーンスープにでもしたいと思います。
これにて2020年の人参は終了です。
40代から始める農作業(畑・庭・プランター) – とうもろこし まとめ
2020年の春夏の途中でニラ畑から急遽とうもろこし畑に変更して栽培してみましたが、結構な誤算がありました。
それは8本の苗から7本しか収穫できなかったことです。通常であれば1苗から2~3本のとうもろこしが育つのですが、ニラ畑を潰してとうもころし畑にしたため定植が遅くなり1苗から1本しか実がなりませんでした。
もう少し早く苗を定植していれば1苗から2本~3本は収穫できたはずだったのでとても残念です。
また、とうもろこしの1個1個の粒は小ぶりではなかったのですが全体的にとうもろこし自体が少々小ぶりでした。
これもやはり定植時期が遅かった為と思いますね。
次回植えるときはもう少し早めに定植したいと思います。
ただ茄子と同様に黒マルチを張っての作業だったので比較的やることもなく楽だったと思います。
まぁ茄子に比べればテグスを張ったり消毒をしたりと若干の手間はありましたけどね。
さて今年収穫したとうもろこしは全ては美味しいコーンスープを飲む為に作っていたものなので、コーンスープができましたら、また記事にしたいと思います。
今回とうもろこしを作ったのは厳密には初めてではありませんが、定植が遅くなるとどうなるかということがわかりましたので、その反省をふまえて来年は再びとうもろこしを育てたいと思います。
もし畑に興味があり所有していないのであれば、農業指導も含まれているレンタル畑・シェア畑を借りてはいかがしょうか。なかなか評価も良いようですよ。
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