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40代から始める農作業(畑・庭・プランター) – 接木ナス まとめ【2020年/春夏】

農業
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こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。

2020年の春に始めた農作業(畑・庭・プランター)について、どのように収穫まで行ったかを私自身の記録もかねて野菜毎にまとめてみました。

今回記録する野菜のまとめは接木ナスになります。

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接木ナスの苗を購入

2020年6月上旬時点ではもうナスの苗は売っていないかなと思っていたのですが、まだ売っていたので下記の苗を購入しました。

接木ナス/真仙中長

接ぎ木とは、2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることである。このとき、上部にする植物体を穂木、下部にする植物体を台木という。通常、遺伝的に異なる部分から構成されている個体を作る技術として用いられるが、果樹等の育種年限の短縮化、接ぎ木雑種の育成などの目的で行われる場合もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E3%81%8E%E6%9C%A8

接木で作成した苗は元気で丈夫だということなので、今回はこちらのナスを購入することにしました。

さすにが売れ残っていた苗なので、少し元気がありませんでしたがなるべく茎が太い苗を選んで購入しました。

2020年6月上旬時点で種から作るのは厳しいので苗を選びましたが、果たしてうまく育ってくれるかが心配です。

2つの苗を購入したのは1つだけだと枯れる可能性も考えてになります。
2つとも枯れてしまったら諦めますが念のためというわけです。

畑を耕す

まずはじめに行うこととして、冬を越した畑には雑草が生えまくっているので、トラクターで畑を耕します。

私もトラクターは使用したことはあるのですが、いかんせん10年前に教えてもらって以来1度も運転したことは無い為、もう完全に忘れています。

よって義父が私が使ってもよい畑を雑草事トラクターで耕してくれました。

次に畑に栄養を与えなければいけないので、畑の端のほうで山盛りになっている堆肥である牛ふんを一輪車で往復で何回かに分けてスコップでひたすらまきます。

その後、化成肥料を牛ふんと同様にまいていきます。(こちらは手でぶん投げて巻きました)

一輪車で堆肥を運ぶ作業なんですが、身長がそこまで高いわけではないのに腰にかかる負担が半端なかったです。

力がいるところは筋トレのおかげで何ともなかったのですが腰だけはきつかったので一輪車を使う場合は要注意です!(農作業にはつきものなんでしょうね)

堆肥の牛ふんと化成肥料をある程度畑にまいたら、再び耕す必要がありますので義父にお願いしトラクターで一気に耕してもらいました。

やはり大型のトラクターで耕すと早いこと早いこと。マメトラ(小さい耕運機)や手作業でやってたら1日じゃ終わらないですよね!

畝を作る

まずは畝(うね)を作っていきます。

作る野菜などによって畝(うね)を作らない場合もありますが、接木ナスの場合、畝(うね)を作る必要があるので、種の袋に書かれている説明通りに畝(うね)を作っていきます。

三角の鍬で畝(うね)をどんどん作ってきます。
今回はだいたい10cm~15cmくらいの高さの畝を作ります。

なお鍬は四角の鍬のが楽なのですが、見当たらなかったので今回は三角の鍬で行いました。

この畝(うね)づくりなんですが手作業だと結構大変なんです。

土をひたすら横から寄せて高さを出していくわけなんですが、どれくらいの量の野菜を作るかで当然畝の長さは決まっていくわけですが、だいたい長さ15mくらいでしょうか。

それも1畝(うね)で種を縦2列にまきたいので、50㎝くらいの横幅で作っていくわけですが、これがひたすら大変です。本当自動の畝(うね)を作る機械が欲しいくらいです!

しかも前日は雨だった為、土が重く1列の畝を作るのにかなりの重労働でした。
普段筋トレやストレッチ、有酸素運動をしていますが又違った筋力が必要ですね。

なお雨の後に畝を作った理由としては種まき後に水をやらなくてもよくなる為です。

なので理想は、土が乾いているうちに畝(うね)を作り(土が軽いので)、作って種をまいた直後に雨が降るのがベストですが天気ばかりは運任せですね。

畝(うね)を作ったら最後にレーキで平らにしてきます。
レーキもあれば便利ですが、こちらも見当たらなかったので鍬1本で畝(うね)を平らにしていきました。

また畝(うね)を真っすぐ作りたいときは、タコ糸等を張りそれに沿って土を寄せていくと真っすぐになりますよ!(私は適当にやりましたので、少しぐねっていますが)

黒マルチを張り、接木ナスの苗を植えていきます

まずは黒マルチ張りから始めます。

黒マルチとは・・・

黒マルチは施設栽培、露地栽培に関係なく、幅広い作物で通年使用される汎用製品です。他製品との性能比較の対象にされることが多いですね。

黒マルチは熱線を含む全光線を吸収し、(透過ではなく)熱伝導と熱放射によって地表を温めるため、地温上昇効率は悪くなります。全光線透過率は1%以下と遮光性が高く、雑草の抑制効果はかなり高くなります。

引用元:畑のマルチ(マルチングフィルム)の効果って?黒マルチ編

というわけで、雑草の抑制効果、土壌の乾燥防止、地温の上層抑制とかなり良いことづくめなので使わない手はないですね。

しかしこの黒マルチ張りは、畑を全体的に耕した時に張るべきでした。

黒マルチを張る為の畝(うね)と畝(うね)の間の土が踏み固められて(歩く場所なので当然土は固くなります)黒マルチの上に土をかけて飛ばされないようにする為の土がなかなか掘り起こせません。

ひたすら畝(うね)上げ用の鍬で土を耕すことになってしまいました。
どう考えても黒マルチを張るなら土が柔らかい最初のうちにやるべきでしたね!

そしてなんとか土をほぐして黒マルチ用にかぶせる土が用意できたら、いよいよ畝(うね)に黒マルチを張っていきます。

端から丁寧にピンと張って土をかけて重しにしていきます。だいたい写真のような感じでしょうか。

ここまで来たら、あとは黒マルチに穴を開けます。
ナスの成長具合を考え、80cmくらい間をあけてナスの苗を植えてあげます。

おっと、ナスの苗を植える前にオルトランを穴に投入し水をたっぷり入れてかき混ぜるのを忘れずに。

ここまで来ましたらナスの苗を定植します。
その後、ナスの茎が真っすぐ育つように隣に支柱を立て紐で結びます。

最後に水をこれでもかというくらいたっぷりあげたら終了です。お疲れさまでした。

※支柱に関しては苗からの場合と種からの場合で少し立て方が違うようですが、今回は1本真っすぐ縦に立てるようにしました。

たったこれだけの作業で1時間半もかかってしまいました。
やはり全くマルチ張りに慣れていないので時間がかかってしまいますね。

しかしこれで次回からは黒マルチ張りはお手のものになったことでしょう(笑)

接木ナスの成長を見守り続ける(合間に作業)

苗を植えてから3週間ほどで花が咲いてきました。この花が落ちた後に実がナスになっていきます。

さらに1週間がたち花が落ちて、実になる部分がかなり多く増えていました。
気が付くと大きくなっているのでちょっと楽しいですね。

さらに1週間が経ち脇芽が少し多くなってきましたので、脇芽を4本だけ残して切り取りました。他は順調に育っています。

基本的にはあとは水やりをして見守るだけです。
実がなり始めてから水やり以外のことは本当に一切していません。

やはり黒マルチは雑草や水やりなどがとても楽になるのでおすすめですね。

ナスの収穫

苗を植えてから1ヵ月半たったあたりから早くもナスができていました。
ここから怒涛のナス収穫ラッシュが続きます。

たった2苗ですが、1か月半で100個以上はナスを収穫したのではないでしょうか。
接木ナスというのはとても強く成長も早い物なんだなとかなり驚きました。

この記事を書いている時(2020年8月下旬)でもまだまだ収穫できています。

ナスは秋まで収穫できるようなので、夏の終わりごろに化成肥料を追肥し秋に備えました。

これにて2020年の接木ナスは秋が終わるまでは終了できそうにありません(笑)
しかし特に手をかけていないのにバンバン収穫出来て楽しいですね。

40代から始める農作業(畑・庭・プランター) – 接木ナス まとめ

2020年の春夏にかけて接木ナスの畑づくりから収穫までまとめてみましたが、特にこれと言った問題点は無かったかと思います。

正直水やり以外なにもしていません。本当に何もです。
また1週間ごとの農作業なので気が付くとナスが大量になっていて、平日は義母にナスの収穫をお願いしてるくらいです。

また黒マルチを張っている為、水やりもそこまでする必要がありませんの、本当手がかからず2020年春夏の作物の中で一番楽だったかもしれません。

今回初めて接木ナスを作ったわけですが、最初の準備に手を掛けましたが、それ以外は本当に水やりと収穫以外していないので、こんな楽なものであれば来年も育てたいと思います。


もし畑に興味があり所有していないのであれば、農業指導も含まれているレンタル畑・シェア畑を借りてはいかがしょうか。なかなか評価も良いようですよ。

関連内容:農業・農作業【2020年】




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