こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
さて前回、ニラの畑が1か月半経っても何も出ないことに業を煮やして、畝(うね)の一部にナスを植える為、苗を購入したところまで書きました。
なお畝自体はニラの種をまくために、堆肥と化成肥料を混ぜて耕してある状態です。
■準備編はこちらから
今回は水やりと雑草取りがとても大変だったので、人参・ニラ・ネギ・わさび菜のように黒マルチを使用しない方法ではなく、使用する方法でナスを育てていきたいと思います。
農作業:畝(うね)はすでに作ってあるものを利用します
畝(うね)はニラが全く出ていない1つの畝(うね)のうち半分を利用することにしますので、畝(うね)作りは今回はありません。
まずは畝(うね)の半分をナスの苗を植える状態にする為、少し土が固くなっているのでレーキで土を少しだけならしてあげます。
また黒マルチを張るので、余計な雑草は全て刈り取り、耕した土に水をたっぷりあげておきます。
なお、畝(うね)作りについては人参の種をまいた時に書いてありますので参考にするのであればそちらを見てくださいね。
農作業:黒マルチを張り、ナスの苗を植えていきます
まずは黒マルチ張りから始めます。
黒マルチとは・・・
黒マルチは施設栽培、露地栽培に関係なく、幅広い作物で通年使用される汎用製品です。他製品との性能比較の対象にされることが多いですね。
黒マルチは熱線を含む全光線を吸収し、(透過ではなく)熱伝導と熱放射によって地表を温めるため、地温上昇効率は悪くなります。全光線透過率は1%以下と遮光性が高く、雑草の抑制効果はかなり高くなります。
引用元:畑のマルチ(マルチングフィルム)の効果って?黒マルチ編
というわけで、雑草の抑制効果、土壌の乾燥防止、地温の上層抑制とかなり良いことづくめなので使わない手はないですね。
しかしこの黒マルチ張りは、畑を全体的に耕した時に張るべきでした。
黒マルチを張る為の畝(うね)と畝(うね)の間の土が踏み固められて(歩く場所なので当然土は固くなります)黒マルチの上に土をかけて飛ばされないようにする為の土がなかなか掘り起こせません。
ひたすら畝(うね)上げ用の鍬で土を耕すことになってしまいました。
どう考えても黒マルチを張るなら土が柔らかい最初のうちにやるべきでしたね!
そしてなんとか土をほぐして黒マルチ用にかぶせる土が用意できたら、いよいよ畝(うね)に黒マルチを張っていきます。
端から丁寧にピンと張って土をかけて重しにしていきます。だいたい写真のような感じでしょうか。
ここまで来たら、あとは黒マルチに穴を開けます。
ナスの成長具合を考え、80cmくらい間をあけてナスの苗を植えてあげます。
おっと、ナスの苗を植える前にオルトランを穴に投入し水をたっぷり入れてかき混ぜるのを忘れずに。
※支柱に関しては苗からの場合と種からの場合で少し立て方が違うようですが、今回は1本真っすぐ縦に立てるようにしました。
たったこれだけの作業で1時間半もかかってしまいました。
やはり全くマルチ張りに慣れていないので時間がかかってしまいますね。
しかしこれで次回からは黒マルチ張りはお手のものになったことでしょう(笑)
最後に
ナスの苗を植えて3日後、義父からしっかり元気に育っていることを教えてもらいました。
購入時には若干葉っぱが黄色くなって元気が無かったのですが、定植がうまくいったようで何よりです。
なお余談ではありますが、ナスの病気対策にはナスの根元にニラを植えると根っこの病気対策になると本に書いてありました。
ニラは全く芽がでていませんでしたが、案外土の中で芽は出ていて外に出ていなかっただけかもしれませんので、ナスの苗を植えるのに丁度よい畑だったのかもしれませんね。
さて、これからナスもじっくりと見守っていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
※実際2苗でナスってどれくらい収穫できるものなんでしょうかね?
もし畑に興味があり所有していないのであれば、農業指導も含まれているレンタル畑・シェア畑を借りてはいかがしょうか。なかなか評価も良いようですよ。
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