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キャンプの初心者が始める、40代からの宿営生活 – 第3回キャンプは山形県上山市蔵王高原坊平「蔵王坊平国設野営場」感想・レビュー

アウトドア
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こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。

さて2019年に最後に行った「オートキャンプ場 きららの森」より9か月が経ち、やっと2020年の最初のキャンプ(3回目の初心者キャンプ)に行くことが出来ました。

本当は夏場に行きたくはなかったのですが、なかなか連休もなく子供の部活やスポーツクラブとの兼ね合いでキャンプへ行くための予定を立てることが難しく、7月の4連休にやっと予定を立てることができましたので、キャンプへ行くことにしました。

7月後半だから暑いだろうと予想はしていのたですが、なんと2020年の7月はまだ山形県は梅雨明けしておらず、そこまで気温は高くありません。

しかし梅雨明けしていないということは、当然雨の降る確率も高く、当日はあいにくの一部雨の予報でした。

しかしキャンプへ行くタイミング次は大分先になってしまう為、終日雨かまたは朝起きた段階で雨でなければ行こうと決めており、当日朝は晴れだったのでとりあえずキャンプは予定通り行うこととしました。

ところでキャンプに行くための車は、例によってコンパクトカーであるフィットハイブリットでいく為、家族4人の荷物とキャンプ道具で後部座席の片側+トランクは荷物でパンパンでした。

そろそろもう少し大きい車が欲しいなと思いますが、なかなかキャンプの為に車を買い替えることもできずキャリアルーフや道具をコンパクトにしようと計画しています。

というわけで初心者キャンプ第3回目はは、地元山形県にある国営の野営場に行ってきました!

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山形県上山市蔵王高原坊平「蔵王坊平国設野営場」

さてやったきました。蔵王坊平国営野営場。

上記の案内図は管理棟のすぐ前に立っている看板になります。
正直初めて訪れた人だとこの案内図を見ても方向がさっぱりわかりませんでした(笑)

さてまず野営場(キャンプ場とは書かずあえて野営場と書きます)についたらまずは管理棟に入り、チェックインを行います。

予約は必要ない野営場なので、当日チェックインで日帰りか泊まりかを告げ料金を管理棟で支払います。

なお管理棟のおじさんは山形弁がとても凄く、正直初めて聞く人では何を言っているのかわからないかもしれません(笑)

15年近く山形に住んでいる私でもちょっと聞き取りづらかったくらいです。
それでもまぁ日本語なのでなんとか意思疎通はできるでしょう!

ちなみに料金は表の通りです。

高校生以上小中学生
一般利用(1人1泊)350円200円
日帰り(1人)60円40円

はっきり言って安すぎますね。デイキャンが60円って(笑)

ちなみにチェックイン等の管理棟がやっている時間が9時~17時までなので、その間で有ればいつでもお金をはらって野営場内に入ることができます。(時間外でも入れるが後で料金を支払うそうです)

チェックアウトは1泊の場合10時までなので、9時に入れば25時間いられますね!

なお今回は娘の部活が午前中合った為、13時ごろにチェックインしました。

さて、管理棟に入りチェックイン料金を妻が払っている間に案内図を見ていて、管理棟内はどうなっているか確認しようと中に入ったところ、コロナ禍のせいでしょうか、妻が中にいた為、近づくなと管理人のおじさんに言われてしまいました。

どうやら県外から来ているお客さんが多く、結構過敏になっていたようですね。
まぁこれは仕方ないですね。私が県内から来たというのもわかりませんしね。

上記はチェックイン後に管理棟を後ろから撮影したものです。
階段の前がチェックイン前に車を駐車するスペースになりますが写っていませんね(笑)

さてチェックインが済んだ後は、注意点などが記載されている「蔵王坊平キャン場ガイド」なるものをもらいますが、これによると敷地内はクロスカントリーコースや指示を受けた場所以外であれば、フリーサイトになっているので自由にテントを設営することができます。

というわけで、まずは自分たちのテントを設営する場所を探しましょう!

まずは開いている場所を探し、テントを設営します

はっきり言って案内図と現在地の関係性がよくわからない為、とりあえず砂利道沿いに車で入っていきます。

周りを見るとさすが4連休だけあって結構人が多く、すでにテントを張っている人がかなりいました。

それでも県内最大級の野営場(3000人収容可能)とうたっているので、どこかにテントを設営する場所はあるだろうと思い、まずは案内図の通り車で走れる道を一周してから決めようと思ったのですが・・・

前日大雨が降ったせいで、道がダート状態になっていて、途中FF車であるフィットではスタックしてしまうような道があり、バックで引き返すことにしました。

雨が降った後の野営場はとてもぬかるみがおおいので四駆車じゃないとちょっと厳しいかもしれませんね。

というわけで、写真や案内図にある通り「野営場1区」に空きがありそうだったので、車で中に入っていき、木と木の間にテントを設営することにしました。

蔵王坊平国設野営場を少し歩いてわかったこと

テントとタープを設営後、まずはトイレや炊事場の位置を確認しておこうと思い、少し散策しました。

散策した結果とした以下の点がわかりました。

  • とにかく広い。広すぎる。
  • 炊事場、トイレ、管理棟以外街灯などの明かりは一切無い。
  • 野営場1区以外はほぼ斜面か木ばかり。基本的には木と木の間の平らなところを探すような感じだが、2区~4区は平らなところが少ないイメージ。
  • 炊事場が3つ、トイレが2つとガイドには記載してあったが、歩いていける距離には炊事場2つとトイレが1つしか見つからなかった。
  • 木が多いのでハンモックは出来そう。
  • トイレは綺麗だが虫が入らないつくりではないので、虫が苦手だと厳しいし、洋式トイレは多目的トイレの1つしかない。
  • 雨が降るとぬかるみがひどくなる。
  • 虫が結構いる。(カブトムシ、クワガタもいました)

ざっと歩いた感じでは、上記のようなことを感じました。

まぁそれでも歩いて5分以内にはトイレも炊事場もある場所にテントを設営できたのでまずはよしとしましょうかね。

トイレ

特に気をつけないといけないのはテントを設営する場所によっては、後から来た人によって車の移動が制限されてしまうことがあるので、車を移動できるような位置に駐車したほうがいいかと思います。

まったりタイムと夕食の準備

テントとタープを設営後、少し散策し炊事場で水を確保したところで、まったりタイムに入ります。

とりあえず前回は使用しなかったオイルランタンを明るいうちからつけて遊んでみます。ちなみに虫よけパラフィンオイルを使用しているので小さい虫はよってきません。

但しよるになるととても大きな蛾がよってきました。

そしてコーヒーと葉巻と紙巻きたばこで一服します。大自然の中で飲むコーヒーとタバコは最高ですな。

妻と娘たちは大自然の中でゲームをやっています。大自然の中で遊ぶゲームもまた格別なのでしょうかね?
でも普段は一緒にゲームをすることなんて無いので、そういう機会があってもいいでしょう!

私も一服を終えたら一緒にゲームに混ざって遊んでいました。

また夕方ごろから雨が降る予報だったので、夜は焚火は無理と諦め、まだ明るいうちに焚火をしました。

しかし前日雨が降ったせいか拾ってきた木はどれも湿っており全然火が付かず途中で焚火を終了しちゃいました!楽しみにしていた次女には申し訳ないですが、こればかりは仕方がありませんでした。

なお薪は管理棟で購入する予定だったのですが、思いのほかお客さんがおおかったのか薪はすでに売り切れだったので、野営場に行く際は事前に購入するか電話で確認するといいかもしれません。


さて一通り遊びが終わったら夜ご飯の準備に移ります。
今回はとてつもなく簡単な夕ご飯を妻に提案したところ、採用されました。

とてつもなく簡単な夕飯はというと・・・

レトルトカレー!&トッピングのおかず&コーンスープ

私と妻のキャンプの目的は、大自然の中でまったり休憩しリラックスすることが一番の目的だったので、手のかかることは一切排除したいと思った結果、レトルトカレーになりました。

レトルトカレーも最近は価格は高いけど美味しいものが増えてきたので、これはこれでありだと思います。

またご飯は飯ごうで炊きますので、家で食べるレトルトカレーとはまた違ったものになるでしょう。

そしてカレーのトッピングにはウインナー・金のハンバーグ・トンカツが採用されました。いずれもホットサンドメーカーで焼く&温めました。

いやぁとても簡単は夜ご飯ですね。(花の写真も1枚パシャリ)

なお今回は洗い物もできる限り少なくしようと(炊事場をしようしないでいいように)基本的には紙皿を使用しています。スプーンや箸、コップ等はさすがに使い捨てではないですが、水でさっと拭けば綺麗になるものを使用しています。

ちなみにですが、この野営場はゴミは完全に持ち帰りなので注意してください。なお炭火や焚火などを捨てる場所は別途あります。

さて本来であれば、ご飯を食べ終わった後は焚火で家族と語らいタイムをしたかったのですが、本格的に雨が降ってきた為、タープ内で家族とお酒やおつまみ、お菓子を食べながら面白おかしく会話をします。

普段は四六時中一緒にいない子供たちですが、こういったことでずっと一緒にいられるのはとても幸せなことで、心からリラックスと幸福感を味わえました。

就寝の時間は早めに

雨は止むことが無く周りの音をかき消すほど降っていました。
また翌朝の予報では雨が続く予報の為、チェックアウト10時を考えると早めに寝ることにして雨の中の撤収に備えなければいけません。

雨の設営・撤収は大変といろいろと聞いたり読んだりしていたので早めの就寝をすることと決めました。(というかお酒が入って私が眠くなってきたわけですが)

そしていつも通り私は寝れないんだろうなと思ったのですが、結構あっさりと眠りにつくことができました。

キャンプがワクワクして早起きしたせいでしょうかね(笑)

というわけで21時にはテントに入り5時には起床となりました。

ちなみに朝起きた段階でも雨はやはり止んでおりませんでした。
写真は、飯ごうに水を貯めてみているところと花の写真です。

朝食の時間と雨の中の撤収

朝食もこれまた簡単に、パスタソースとパンを用意。
パスタは茹でるだけ、パンも軽く焼くだけ、ウインナーは前日の残りを焼くだけととてもお手軽な朝食となりました。

やはり雨の中の撤収を考えると悠長に朝ごはんを作っている暇が無いと予想された為、このような選択になりました。

でもとても美味しかったですよ!


さて朝食を食べ終えたら早速片づけをして、雨の中撤収を始めなければいけません。
雨の中の撤収はレインコートを着てしなければならないから2時間はかかるかな?と思っていたら運のいいことに雨が上がり始めました!

これを逃す手はありません。
早速撤収を始めます。またいつ雨が降るかわからないので、まずは子供たちを車に乗せます。

その後、テントとタープ等の濡れた布系のものは大きなビニール袋になるべくコンパクトに入れ、まとめてしまします。

まとめる理由は帰ったら乾かさなければいけないので、全て一緒にまとめることにしました。テントはテント、タープはタープ等わける意味はないですからね。

結果、塗れているものを拭きながらではありましたが、2時間かかる予想のところ1時間で撤収が完了しました。

雨の中ではなかったですが、濡れているものを撤収する等で時間をもっととられると思っていましたが、初心者キャンプ3回目(庭キャンは除く)となると段々と慣れていくのかもしれませんね。

とにもかくにも早く終わった為、10時チェックアウトのところ、9時にはチェックアウトが完了しました。

なおチェックアウト時は管理棟による必要はありません。ただ変えるだけです。※しかしそれでどうやってチェックアウト時間がわかるかは謎です。適当なんでしょうかね(笑)

最後に

蔵王と言えば私が千葉に住んでいた時から天気が良い日が少ないことが有名でした。(スキーやスノボで候補にあがることがあったので、良く知っていました)

また梅雨明けが発表されていない中キャンプに行ったため、雨に降られてしまいましたが、それはそれで設営・撤収以外は涼しくて楽しかったです。

ちなみに蔵王坊平国設野営場は市内と比べて標高が1000mほどありますので温度差は5度~10度はあります。

その為、夏でも涼しく場合によっては肌寒くなるので真夏はともかく、それ以外は必ず防寒着を持って行ったほうが無難です。

今回もお酒が入ったせいと雨があったので、じゃ間肌寒く感じTシャツの上にフリースを1枚きました。

ちなみに管理棟から歩いていける距離に2020年7月に温泉施設ができたそうです。
一応アスリートが利用する温泉施設ということで、露天風呂などの観光施設ではないですが疲れた体や濡れた体には持って来いだと思いますので、必要があれば入浴しに行ってみてはどうでしょうか。

さて帰りですが、ゴミが増えた分かはわかりませんが、行く時より荷物がギュウギュウだったので、車に入れるのに苦労しました。

しかしそんな苦労も含めて、家族と一緒に大自然でリラックスできる時間は何よりも大切で大事な体験でありました。特に最近、心が病むことが多く通院している私にはとても良い貴重で尊い時間でした。

最後は行く時から帰りには蔵王温泉によって行こうと決めていた「新左衛門の湯」につかり今回のキャンプは終了です。

蔵王温泉「新左衛門の湯」の感想レビューは別記事で書きたいと思います。

かえった後のテント・タープ等の乾燥を考えると雨の中のキャンプはなかなか大変な後始末が待っているので、次回はできれば晴れの日がいいですね。

また最初にも書きましたが蔵王坊平国営野営場は雨が降るとダートコースのような感じでぬかるみがひどくなるので、足回りが弱い車は気を付けたほうがいいですね。

さて次はどこに行くかな。(晴れの日の蔵王に行ってみたいかな・・・)

TAKIBI

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