こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
次女の通っている小学校の授業の中の教材で「キアゲハを芋虫から育て羽化させる」というものがありました。
死んでしまった1匹目のキアゲハ
このキアゲハを芋虫から育てるというのが結構難しく20匹に1匹羽化すれば良いほうなのでそうです。
その教えの通り次女の1匹目は残念ながら芋虫の状態で死んでしまいました。当然の他の子の芋虫も死んでしまい、羽化したの1匹だけだったそうです。
というわけで、まだ時間があったので2匹目の芋虫を育て始めました。
育て始めた2匹目のキアゲハの羽化
1匹目の時は学校に置きっぱなしで育てており、学校から帰宅した後はどうなっているかわかりませんし、エサなども新鮮なものではなかったのでしょう。
そのせいで死んでしまったのかわかりませんが、今回は帰宅時には学校において行かず、毎日虫かごを家に持ってきては観察を続けていました。
これが功を奏したのかわかりませんが、順調に蛹まで育っていくのがわかりました。
きちんと毎日観察し、新鮮なエサ(レタス等)をあげ、隠れてしまって見つからなくなったら泣き出し、親に探させるということを繰り返し、ようやく蛹になり始め、次女はとても喜んでおりました。
そしてその時がきました。
羽化する前日、蛹が真っ黒になりはじめました。
これは羽化する前兆のようなものだそうです。
そして次の朝。
畑仕事から帰ってきて、次女に羽化したかを聞いたところ、見るのを忘れていたらしいのですが(楽しみにしていたのに何で忘れているかは謎ですが次女らしいです)虫かごと見たところ・・・
見事にそれはとてもとてもきれいなキアゲハがそこにいました!
虫かごの端についてくっついて飛び立つ時を待っているかのようなキアゲハ。
このまま放っておくと飛び立てなくなってしまう為、早速虫かごの蓋を開け飛び立たせる準備をします。
そして蓋をあけてから数分後。ヨロヨロと不安定ながらも飛び立っていき近くの葉っぱにとまりました。その時の写真がこちらです。
羽化したてでとてもフワフワしていますが、模様がとても綺麗です。
どうでしょうか?見事なキアゲハでしょう?
最後に
1匹目は死んでしまい、2匹目を慎重に育てていった結果、無事に羽化することに成功し次女はとてもとても喜んでいました。
蝶々ではありますが、次女にとって生き物を育てるという大切なことを学ぶことができたとても有意義な授業となりました。
もともと虫が苦手ではなく、ダンゴ虫を数匹虫かごに入れて産卵させて赤ちゃんから育てるなどもしていたので、生き物を育てる大事さは知っていたと思うのですが、それでもあそこまで見事なキアゲハが羽化すると、とても大きな感動があったと思います。
昆虫なので、情操教育とまではいかないのかもしれませんがそれでも「生き物とは?」「成長とは?」といった大事なことを学べた大切な瞬間でありました。
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