こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。
子育てを初めて凡そ13年になります。
ある時、長女(13歳)次女(9歳)【2020年8月現在】でそれぞれ2人を育てている中で気が付いたことがありました。
それは、長女は小さい時から遊ぶ人がいなかったり遊ぶものが無かったりした場合「暇な時間」があるのに対し、次女は小さい時から「暇な時間」がありません。
この違いはいったいどこからくるのでしょうか?
暇な時間がある子とない子の違い
長女の場合
長女の場合、小さい頃から親が遊べる状態ではなかったり、スマホやテレビ、ゲームができない場合、友達と遊ぶ時間が無い場合、本等に飽きてしまっている場合に良く「暇な時間」を持て余していました。
これは恐らく、自分で考えて行動をするのではなく何かを与えられてから初めて行動する形ではないかと思います。
次女の場合
次女の場合、小さい時から親が遊べる状態でなくとも、気が付けば必ず何かを行動していました。本を読んだり、絵を描いたり、スマホを見たり、工作をしたりと。
必ず何かをしているので「暇な時間」があるということは一度も妻から聴いたことがありません。
これは恐らく、考える前にまず行動。どんどんやりたいことが溢れてきて次から次へと行動を起こしているのではないかと思います。
暇な時間がある・ないの家庭環境の違い
長女と次女の場合、幼少期の家庭環境が大きく違います。
恐らくはそれが要因となって「暇な時間」がある状態とない状態が発生しているのではないでしょうか。
長女の場合
長女は幼少期に私・妻・長女の3人で暮らしており、妻は専業主婦で有った為、長女とは四六時中、常に一緒に妻がいる状態でした。
その為、一緒におもちゃで遊んだり、本を読んだり、テレビを見たり、買い物に行ったりして、(極端に言えば)長女から常に目を離さず(良い意味で)手をかけていたと思います。
但し、その結果として何かを与えられないと自分から考えて行動するのが苦手になってしまったのではないかなと推測します。
逆に言えば何かがあれば(きっかけ)があれば物凄い集中力で思考し行動しているのをよく見かけます。
ただし思春期を迎えてからは自分から考え行動することがおおくなってきたので、受動的から能動的に変わったことは良かったと思います。
※思春期・反抗期は大人への一歩となりますので。
次女の場合
次女は、長女が幼少期に家庭の理由により妻の実家に引っ越してから生まれた子であり、義父・義母・私・妻・長女・次女の6人で暮らしていました。
また次女が幼稚園に通うタイミングで妻は働きに出ることになり、次女とは四六時中一緒にいることはありませんでした。
さらに、妻は実家に戻ったことにより専業主婦以上にやることが多くなりました。(家事と仕事と長女の育児。もちろん私も参加しています)
義父・義母は定年にはなっていましたが、まだ働いており次女に構う時間も少なかったと思います。
誰も構ってくれないわけではなく、構う時間が少なくなってしまい、次女は長女よりも圧倒的に1人で遊ぶ時間が多くなりました。
※当然1人で友達の家などに遊びにいける年齢ではなく幼稚園から帰った後は1人で遊ぶ時間が多かったのです。
結果、とにかくいろいろなことを思考・行動し、気が付けば寝ている時以外は必ず何かをしている状態となりました。
それでも困った時や何か聞きたいことがある時やしてほしい時、寂しい時等には大人の元には来ますけどね。
「暇な時間」がある子とない子の違い・育て方まとめ
長女の場合も次女の場合もどちらも親としては出来うる限りのことはしてきたつもりです。
また次女に対して育児放棄やネグレクトをした覚えてもありません。
単に四六時中かまってあげることが出来なかっただけで、かまうことが出来るときは集中してかまってあげていました。
その結果として、与えすぎると与えられることが当たり前になり、与えられないと「暇な時間」に繋がり、メリハリをつけて与えていると「暇な時間」はなくなり、大人の時間を見て・考えて接するようになったのだと思います。
愛情の多さや深さの話ではありません。どちらも最大限の愛情を持って育ててきましたが、それでも時間的・物理的限界により長女と次女で与えられるものが大きく違ったのだと思います。
どちらも一長一短があるかと思いますが、上記の経緯により受動的・能動的な思考・行動になったと分析しました。
まぁ親馬鹿発言をさせてもらえば、天才は常に何かを考えている為「暇」という状態がないと聞いたことがあります。ですので次女は天才なのかもしれません(笑)
といってもずっと思考しつづけると余裕がなくなるので余裕という名の「暇」も人間には必要だと思っています。「暇」があるから新しい何かを生み出せるとも聞いたこともありますしね。
というわけで、我が家では二人の成長の仕方を今後とも愛情をもって見ていきたいと思います。
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