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もち米とうるち米の違い

ライフハック
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こんにちは。糖分のたぬき(@racoondog12345)です。

毎年、我が家の田んぼで契約農家さんにお米を作ってもらっています。
そして秋になると田んぼで取れたお米を頂くのですが、その際あわせてもち米も一緒にもらいます。

そのもち米を使い、年に何回かお餅を餅つき機で作ります。
作りたてのお餅はとても美味しいです。

そしてもち米を使いおこわも作るのですが、義母曰くおこわを作る際はもち米の他にうるち米を入れたほうが良いと言っていたのです。

うるち米?良く聞く名前ですが、うるち米っていったい何なんだろう?もち米とうるち米の違いは一体なんだろう?と疑問に思い今回調べてみることにしました。

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もち米とうるち米の違い

まずうるち米とは何でしょうか?
うるち米とは、普段食べているお米のことを言います。

そしてもち米は、お餅や赤飯、おこわなどに使われるお米の事を言います。

うるち米が半透明なのに比べて、もち米は白く不透明です。
これについては見た目が違うので誰でもわかるかと思います。

それではもち米とうるち米の成分はどうでしょうか?

もち米とうるち米の成分

お米は炭水化物になり、炭水化物の主成分はデンプンになります。

このデンプンはアミロースとアミロペクチンという2つのデンプンに分けられます。
アミロースは水に溶けやすいデンプンで、アミロペクチンは水に溶けないデンプンです。

もち米はほとんどがアミロペクチンで構成されているのに対し、うるち米はアミロース:アミロペクチンが2:8になっています。

アミロペクチンが多いほどもっちりもちもちとした食感となりお餅のような粘りがでるのが特徴です。
よってもち米はうるち米より粘り気があり、うるち米はふっくらと炊き上がります。

この特性を生かしてもち米とうるち米を使い分けるそうです。

栄養面では、普通のご飯の重量と比べてみるとお餅のほうが水分が少なく、たんぱく質と炭水化物が多くなっています。又ミネラルやビタミンはどちらもほぼ同量が含まれています。

よって栄養面ではもち米とうるち米に大きな差はないようです。

なおアミロペクチンだけで構成されているお餅はごはんに比べて消化するのに時間がかかるので腹持ちが良くなります。

もち米とうるち米の保存と調理

炊いたお米やお餅は冷蔵庫に入れておいても劣化が起こります。
しかしアミロースはアミロペクチンに比べてさらに劣化しやすくなっています。

ようは、もち米よりうるち米のほうが劣化がおきやすいということになります。

保存に関してはお餅のほうが長持ちすることになりますね。

なおもち米とうるち米の調理に関してですが、うるち米は普通のお米なので皆さんご存じでしょう。
そしてもち米はうるち米に比べて水を吸いにくい為、調理時には水を吸わせる時間を長めにとる必要があります。

その為お餅やおこわ等を作る場合は前の日の晩から水につけておきます。

もち米とうるち米の違いについてのまとめ

簡単にもち米とうるち米の違いについて書いてみました。

なお栽培方法やお酒を造る時の原材料等も、もち米とうるち米で違いがあるそうなので詳しく知りたい方はもう少し調べてみるとよいかもしれません。

今回は調理して食べることに関して調べてみました。

いずれにせよどちらも日本人の心と言っていいお米。
もち米だろうとうるち米だろうと美味しいご飯やお餅はお腹が減って食べたとき「日本人でよかった」と思えるものですよね。

そんなお米をこれからも大事に保存し、1粒1粒残さずに食べていきたいと思います。

つきたてのお餅。炊き立ての新米。本当美味しいですよね。

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